会員数 101,436人 2017年4月18日現在
住所変更届け

<幹事会>速報(3月分)を掲載

平 成 15 年 3 月 度 幹 事 会 議 事 録



日  時  平成15年3月29日(土) 13時~16時10分

場  所  神戸市東灘区 平生記念館会議室

出 席 者   会   長 吉原
幹 事 長 田上
副幹事長 河﨑、石川
部 長 日野
副 部 長 中橋、本丸、宮永、藤岡、光田
幹 事 酢谷、辰巳、太田、魚井、坂野、岩崎、亀岡、佐々木、西尾、雑古、中川路、三宅、入野、大久保、潮先、 横田、岡本、福井、福本、正森、小谷、岩岸、荒井
事務局長 山本

石川総務部長が議長となって開会。

《幹事長挨拶》

田上幹事長から、「新会則により、推薦幹事として新しく幹事になられた方々に加わって頂き、また欠員補充者も含めた第1回目の幹事会であり、本日の議題を、宜しくご審議願いたい旨挨拶あり。
議事に入る前に、出席幹事が自己紹介をした。

《報告事項》

1 大学同窓会幹事名簿について(別紙資料参照)山本事務局長から、大学同窓会幹事名簿に基づいて現在の幹事について報告し、了承した。

2 常任幹事会構成員について(別紙資料参照)

山本事務局長から、資料に基づいて、大学同窓会常任幹事会の構成について報告があった。なお、西野副 会長については、後刻、副会長人事の協議事項で副会長に承認されれば、常任幹事に就任の予定である旨 の補足説明があり了承した。

3 大学同窓会規程集について(別紙資料参照)

石川総務部長から、配布された資料をもとに説明があり「今回の会則改正に伴って、諸規定の整合性の見直しを計って改正されたものによる規程集を作成した。同窓会はこの規程によって運営されるため、幹事諸兄はよくご理解願いたい」旨報告があり、吉原会長から、「名簿管理規程」は昨今、個人情報保護法案が検討されている状況の中、従来以上に厳しく管理するため改訂を行った」旨補足説明があり、了承した。

4 一般報告

田上幹事長から、最近の同窓会の活動について次のとおり報告があり、最後に「幹事の方は、いずれかの部に所属して活躍願いたい」旨要請があった。

イ 同窓会費の代理徴収について
ロ 改正会則に伴う諸規程の改正について
ハ 幹事の補充について
ニ メモリアルコンサ-トについて
ホ 予算および事業計画について
ヘ 大学入学式・卒業式について
ト 平生釟三郎伝の配布について
  チ 各地甲南会について
リ 同窓会奨学金について
ヌ 幹事会の日程について

関連して、出席した幹事から「先日、ある同窓生の会合で、出席した学園関係者が、代理徴収を廃止した理由として『これは、文部科学省から通達があった為』との説明があり、出席した者も『文部科学省からその様な通達があったのなら』という事で納得したが、

① 吉原会長は、その文部科学省の通達を見られたのか。
② その後、代理徴収に代わるものとして今年度は、大学同窓会の口座に振り込むための振込み用紙を同封させてもらいたいとの要請も断ったとの事であるが、その文言も文部科学省の通達に書かれているのか」との質問に対し、吉原会長から「 ① 文部科学省の通達は、平成14年10月1日付の文部科学事務次官通達(14文科高454号)であり、平成14年12月20日付甲南学園理事長から学園同窓会長、大学同窓会長宛『ご通知』文に添付されていた。しかし、この通達は、先の帝京大学が、入試に絡んで一部の人に寄付を強要した事に関し、入学を適正にすべきとの趣旨のものあり、新入学生から同窓会費を代理徴収して はならない等、そのような文言は読み取れない」旨の発言があった。 幹事から「何も事情を知らない卒業生が、その様な話を聞かされたら『文部科学省が言っているのならその通りだ』という事になる」との発言があり、 吉原会長から「① 次回の幹事会にそのコピ-を配布したい。
希望者には事務局でお渡しする。 ② 代理徴収に代わって、同窓会への振込み依頼書を同封し て頂きたいとの要請については、新入学時に、同窓会費を徴収する事は、代理徴収と同じと思えるのでいたしかねる。父母の会から『入学時に、同窓会費を徴収すべきでない』旨の提案があったとの理由で断ってきたが、今後とも、代理徴収を基調に置きながら、単にこの問題だけではなく色んな問題も含めて、同窓会と学園がフランクに話し合える方向を目指したい」旨報告があり了承した。

5 全国甲南会について(別紙資料参照)

 宮永組織部副部長から、7月5日開催予定の全国甲南会の実施計画案についての説明があった。幹事から「今回は、希望する甲南会のみの発表となっているが、せっかく遠方からきているのであるから、参加した全ての甲南会に発言の機会を与えるべき」との意見が出され、宮永副部長から「時間的な制約もあり、内容のある報告をしていただけるところだけの報告をメインとしたい。事前に報告を希望するところはアンケ-トを取って要望を取りたい」旨の発言があった。協議の結果、開催要項について、基本的に了承し全甲南会からの発表方法等、詳細については、実行委員会を設置されるのでよく検討する事として、報告を了承した。

6 オ-ル甲南ゴルフ大会について(別紙資料参照)

山本事務局長から「5月26日(月)開催予定の『オ-ル甲南ゴルフ大会』は、資料のとおり準備をすすめている。参加者は、現在約70名程の申込者がある。幹事諸兄の協力をお願いすると共に、各地甲南会からも是非代表を選出願いたい」旨の報告があり了承した。

7 その他

出席幹事から、幹事会の日程と議題をなるべく早く知らせて欲しい旨要望あり。

《協議事項》

1 平成15年度事業計画について(別紙資料参照)
山本事務局長から、別紙事業計画に基づいて提案があり、承認した。

2 平成15年度予算について(別紙資料参照)
河﨑経理部長から、別紙平成15年度予算(案)に基づいて提案があり、意見交換の結果、提案どおり承認 した。

3 機構一部変更について
田上幹事長から「 ① 個人情報の問題が非常に難しくなってきたので、現在組織部で行っている名簿 発行部門、メンテナンス部門(セキュリティ-含む)を組織部から独立させ名簿管理部《仮称》を設けた い。

②広報部は現在、甲窓の発行と、ホ-ムペ-ジの制作及びメンテナンスを行っているが、近い将来メ-ル マガジン等のIT時代に対応するために、ホ-ムペ-ジ部門を広報部から独立させ情報公開部《仮称》を設 けたい」旨の提案があり、審議の結果、上記2部の新設を承認した。

4 人事について

イ 副会長互選
  吉原会長から、S31年卒の西野眞次郎氏を大学同窓会副会長に互選したい旨の提案があり、審議の結 果承認した。

ロ 部長選任
  田上幹事長から「先刻、ご承認を戴いた名簿管理部(仮称)の部長に、S35年卒業の魚井丈嗣氏に、情報公開部(仮称)の部長にS55年卒業の宮永晃氏をそれぞれ推薦したい」旨の提案があり、審議の結果承認した。

ハ 幹事補充(別紙資料参照)
田上幹事長から補充幹事として別紙推薦状のS36年卒業の雲井世雄氏以下3名について提案があり、審議の結果承認した。 関連して出席した幹事から「地区甲南会代表で来ているので、幹事会の前に地区甲南会の 幹事会で、会としての意見を集約しておきたい。そのためには幹事会の日程を早く知らせて欲しい」「幹事会の日程は、年間で決めたら如何か。もっとメ-ルを活用しては」等々の意見が出され、吉原会長から「今後は、出来るだけ早く招集通知と共に議題を送りたい。ただ、各地甲南会からの推薦幹事の方は、他の同窓会幹事と同じ立場にあり、各地甲南会の代弁者ではない。従って、各地甲南会から何等拘束されることは無い」旨の発言があり、全員了承した。

5 学園・同窓会正常化について

吉原会長から「1月20日の学園常任幹事会で,学校当局と同窓会はもっと意思疎通を図るべきとの意見が出され、旧制卒業生と新制大学卒業生のメンバ-とで、代理徴収と名簿に関しての対策委員会を作り、今後の正常化についても協議する事になった。 また、対策委員会の代表と学校側委員との話し合いの場を積重ねる必要があるとの事で、現在、委員の人選を行っており、4月中には第一回の会合を持ちたい」「2月12日付で、福岡甲南会から, 『今回の学園が取った、代理徴収廃止の理事会決定に対し、福岡甲南会として反対であり、学園と同窓会の現状は、甲南会にとって誠に憂慮すべき事態と考える。この措置は,同窓会そのものの実力を弱める方向に動いており、この様な事は有ってはならない』旨の意見書が吉原会長宛に届いた。
この意見書は、事務局でいつでもご覧戴きたいが、今後の取扱いは吉原会長に一任願いたい」旨の報告があり、了承した。
関連して幹事から「同窓会の役員が、学園側の特定の人を非難すべきではない。特に、昨年の総会で、吉原同窓会長が、池上前同窓会長を非難したのは如何なものかと考える」との発言があった。
吉原会長から「個人攻撃をしたという認識はない。あくまで、組織の人間として捉えた上での発言である。
総会の場に持ち込む以前に、幹事会の席上で議論に議論を尽くすべきであったにもかかわらず、問題を総会の場に持ち込んで、しかも多数決で押し切ろうとして混乱させた責任は重大であり、その責任は、公人としての当時の同窓会長にあると発言したまで」旨の発言があり、田上幹事長から「同窓会という性格上、政策論争は大いに行うべきであるが、個人攻撃は行うべきではない。罪を憎んで人を憎まずの心で議論すべきである」
別の幹事から「当時、事務局と幹事長が池上会長(当時)に、総会の進行等の打ち合わせを行うため幾度もコンタクトを取ろうとしたが、海外出張中で、帰国は総会前日の11月17日との事であり、話し合いすら出来なかった」旨の発言があった。
また、別の幹事から「私は、最近幹事に就任したが、吉原会長から経過の報告を聞いて実体が良く理解できるようになった。しかし、個人攻撃をされているとの印象はまったく持たなかった」との発言もあった。 
吉原会長から「今後、学園側と正常化について話し合いを進めるが、組織としての同窓会のステ-タスは守る。最終的に、甲南がよくなって欲しい。学園も、同窓会も含めて」旨の発言があり了承した。

《閉会挨拶》

 吉原会長から「本日は、各地甲南会からの推薦幹事の方も出席した、第1回の幹事会であったが、熱心な議論を交わして頂いたことに感謝したい。開かれた同窓会の形が出来た。

今後は、若い幹事の積極的な参加を希望したい」旨閉会の挨拶があり終了した。

このページのトップヘ