阪神大震災10周年記念≪震災コンサート≫のご案内
1995年1月17日──あの忌まわしい阪神淡路大震災に際し、世界中の多くの方から暖かなご支援をいただきました。その中で、個人としてご援助くださいましたフュッセン市在住の実業家、ヴィルヘルム・シュヴェッケ氏がおられます。氏の多大なるご援助に感謝して、神戸市が氏を「震災10周年記念国際感謝の会」に招待した際、氏は友人の高名な作曲家であるフランツ・フンメル氏に作曲を依頼し、その作品を神戸市に寄贈されました。その作品は、大震災がもたらした大勢の犠牲者の霊を悼み、残された家族の心の苦しみを慰め、ドイツと神戸の絆を強めるために作曲されたそうです。
このコンサートは、今回世界初演となる「悲しみのシンフォニア」をはじめとし、夢と希望を音楽に託し、悲しみを乗り越え、将来に向かう新たな一歩となることを願って、特に甲南大学文化会交響楽団の演奏をお願い致しました。
ご多用中とは存じますが、是非ご臨席賜りますようご案内申し上げます。
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