H24年度[奨学金・チャレンジ基金授与式]のご報告
≪奨学金・チャレンジ基金授与式≫の開催報告
6月21日(木)甲南大学岡本キャンパスにおいて、給付制奨学金
(対象者44名)の授与式が行われました。
同窓会からは、「甲南大学同窓会奨学金」(対象者5名)と「甲南大学
同窓会チャレンジ基金」(対象者5名)それぞれに授与されました。
「チャレンジ基金」授与式出席者
甲南大学同窓会奨学金は、同窓会発足35周年と平生釟三郎が行った
私費育英奨学金事業の創設80周年を記念して設立された奨学金
(月額20,000円)です。
甲南大学同窓会チャレンジ基金は、個性尊重の建学精神に鑑み学芸・
文化・スポーツなど社会のさまざまな分野で、自らの得意とする知識や
技術を活かし活躍するとともに一層の向上を志す前途有為な人材を育成
することを目的として平成23年に設けられました。(給付額1件当たり
200,000円)
採用通知書を授与する片山副会長
同窓会からは、片山副会長が出席し、2部門の対象学生に採用通知書が
授与されました。そのあと片山副会長はあいさつの場で、職業の三要素
として経済性(生活の糧を得る)社会性(社会に貢献する)個人性(個人の
能力を活かして、人生の目標や生きがいを充足させる)を紹介して、学生
である今こそ個人性に磨きを掛けるときであり、そのきっかけとして更なる
精進を重ねてほしいと激励しました。
祝辞を述べる片山副会長
そのあと懇親会にうつり、学長、理事長、父母の会会長、同窓会役員
ほか学校関係者と学生たちは食事をしながら和やかに懇談しました。
参加した学生からは、「良い先生に巡り会えたからこそのチャンス獲得
だった」「まずは、良い成績の維持に全力を尽くしたい」などの声が
聞かれました。
片山副会長は、「卒業後は社会に貢献し、同窓生の輪を広げる中核の一人に育ってほしい。折角の制度であり、選抜された給付生たちと語り合える場を作って、その後を見守っていくことも大切だ」と話されていました。
報告:学生支援部長 山本敏雄(43経)