評議委員会開催、同窓会活動の活性化策を討議
甲南大学同窓会の評議委員会が2017年2月4日、平生セミナーハウスで開かれました。この日は、ロサンゼルス甲南会の川本美子会長(S46文)をはじめ、ドイツからも参加があるなど、総勢74人が出席しました。
臨時の理事会後に開催された評議委員会は、立野純三会長(S45法)の挨拶で開会。「1月が過ぎ、世の中が本格始動した。米国はトランプ大統領になり大きく動いている。日本や同窓生の経済活動にもこれから影響が出て、判断を迫られる時がくる。一方で、同窓会は60周年を迎える。すばらしい節目にしたい」と話されました。
立野会長の議事で進行し、吉井正幸幹事長(S49経)が「大学同窓会60周年」について、記念テーマ「祝60周年 絆 未来へ!」や、記念事業案の骨子などについて報告。新年度の4月から実行委員会が動き出す旨の説明がありました。また、吉井幹事長と有馬實良総務部長(S50経)から、平成29年度予算、60周年記念事業の予算計画などについて説明がありました。
また席上、瀧川俊治事務局長(S49営)から、旧制甲南高等学校同窓会が、会員の高齢化などから3月18日で解散し、春から「旧制甲南会」として活動していくとの報告がありました。
続いてグループ討議があり、出席者が6つのグループに分かれて「各地甲南会をはじめとして、同窓会イベントに参加していただくには!」を議題に意見を出し合いました。現在約10万人の同窓会員のうち、何らかの行事に参加しているのは2%(約2000人)といわれ、これを3%、4%になるよう、活動の盛んな甲南会の報告を受けたり、若い世代のさらなる参加を促す策を出し合ったり、さまざまに集う中で浮かび上がってくる課題を話し合い、活性化策を考えました。
会議後、平生記念館に場所を移して開かれた懇親会では、川本ロサンゼルス甲南会会長の音頭で乾杯し、和やかに交流を深めました。