田上氏幹事長が2冊目の軽井沢の本を出版
北摂甲東甲南会幹事長の田上綱彦氏(昭和36年経済卒)は、平賀三郎のペンネームで、昨年秋に2冊目の軽井沢の本『軽井沢入山道の名もなき石仏(いしぶみ)たち』を、軽井沢ニュース舎から出版した。(町内発売)
1冊目は一昨年秋に発行した『軽井沢発地の名もなき石仏(いしぶみ)たち』。観光客で賑わう軽井沢の南部田園地帯に残されている石造物を平賀氏のペンと友人の山岡太郎氏のカメラで訪ねたもの。
今回の本はその続編とも言うべきものである。「入山道」というのは、江戸時代の旅人が歩いた中山道の間道、平安時代の京の都と奥州を結んでいた旧東山道に沿った地帯である。ここに点在する山の神、野の仏を訪ねたもので、愛馬を供養する馬頭観音、旅人に行く道筋を教える三十三体観音、来世の安楽を祈る供養塔などが、いろいろな表情を見せている。