田上氏幹事長が3冊目のホームズの本を出版
田上幹事長が3冊目の【ホームズ】の本を出版
田上幹事長が、平成22年4月に3冊目のホームズの本を、東京の青弓社から出版した。
「イギリスで名探偵の推理を推理する!古都ウインチェスターで発生した三つの事件現場に足を運んで「ソア橋」の真相に迫り、「椈屋敷」の場所を探し出し、消えた競馬馬を追って最初の事件の屋敷を推定する記録簿」とあるとおり、先ず第一章でシャーロキアンのホームズ学について解説し、第二章で三つの事件が発生した英国のウインチェスターを巡礼する。そして、ホームズが解決して「椈屋敷」「ソア橋」「白銀号事件」の三つの現場を探し、ホームズの名探偵の裏に隠された事件の真相を推理する。
また、ホームズが学生時代に手がけたノーフォーク州の最初の事件と、その事件解決後姿を消したエセックス州の最終の事件現場を割り出して訪問し、事件の背景を探っている。
推理小説を単に犯人当て、トリック明かしとして読むだけではなく、当時のビクトリア朝英国の文化、社会にウィングを広げて研究するシャーロキアンならではの本である。