田上幹事長が6冊目のホームズ本を出版
本会幹事長で、甲南大学同窓会顧問と大阪三島甲南会顧問も兼ねている田上綱彦さん(昭36経済卒)は、日本シャーロック・ホームズクラブと日本シャーロック・ホームズ研究委員会の会員である。
今までにも平賀三郎の筆名で名探偵シャーロック・ホームズに関する本を出版していたが、平成24年10月21日付で、6冊目のホームズ本『ホームズの不思議な世界』を出版した。
この本は、名探偵シャーロック・ホームズを愛する我が国のシャーロキアンによるホームズエッセイ集である。ご承知のとおりエッセイには随筆と小論文の意味があるが、この本はホームズに関する文学的香り高いエッセイや専門の学識を生かした小論文など、それぞれ持ち味がある硬軟とりまぜた7編で構成され、奈良大学教授、京大ミステリー研出身の新人作家など顔ぶれも充実している。平賀さんは編著者を務めると共に、「スイス・ホームズ聖地巡礼の旅」を寄せている他、甲南大学大学院自然科学研究科博士課程を終えた福島賛さんも「ソア橋の難問」を寄せ、著者7人の内2人が甲南同窓生である。