同窓会事務局
3年ぶりに総会開催 同窓会の法人化を承認 2022年度
甲南大学同窓会の2022年度総会が6月25日、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ(神戸市東灘区向洋町中2)で、148人の会員が出席して開かれました。総会開催は、コロナ禍を経て3年ぶり。大学同窓会の法人化が承認され、今年で設立65周年を迎えた大学同窓会は7月から「一般社団法人甲南大学同窓会甲南会」として、新たな歴史を歩み出すことになりました。
総会は、出席者全員で学園歌を斉唱後、丹羽一郎会長(S51経)が開会のあいさつに立ち、「長期計画部を中心に2年をかけて取り組んできた一般社団法人化が、実現することを願っています。誕生した大学同窓会のマスコットキャラクター『甲ビー』も、ぜひ多くの方にかわいがっていただきたい。本日は慎重に進めていきたいと思いますので、今後もこれまで以上のご支援、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします」と述べました。
続いて、司会の後藤崇組織部長(S56営)から丹羽会長が議長に指名され、議事が進められました。
まず、道満善弘幹事長(S54経)が、総会が開催されなかった2019、2020年度の各決算・事業報告と、予算・活動方針(いずれも理事会で承認)を報告。続いて議事に入り、道満幹事長が2021年度の事業・活動報告を、池田雅仁総務部長(S60営)が決算報告を、藤原会計監査、平塚会計監査からは決算書・監査報告があり、いずれも承認されました。
続いて2022年度の事業・活動計画について、道満幹事長をはじめ、池田総務部長、後藤組織部長、菅沼満寛事業部長(S53営)、冨居雅人広報部長(S62文)、吉井正幸長期計画部長(S49経)、有馬實良Web推進部長(S50経)、安井洋一渉外部長(S50経)が活動計画を発表。2022年度の予算については池田総務部長が発表し、いずれも満場の拍手で承認されました。
最後の議案は、甲南大学同窓会の法人化。道満幹事長が ①定款に則った法人設立 ②人事案 ③現在の資産、会員、事業の移行 ④法人化後の、任意団体としての現大学同窓会の解散-について説明。法人化への諸手続きや法人化後のさまざまな問題について質疑応答後、満場の拍手で法人化が承認されました。これを受けて手続きが始まり、7月から大学同窓会の名称は「一般社団法人甲南大学同窓会甲南会」となりました。
議事終了後は、甲南大学同窓会の新マスコットキャラクター「甲ビー」と、作者でイラストレーターの おおはらつかさ さん(H24法)を紹介。「これから皆さんで育てていただき、可愛がってほしい」との、おおはらさんのメッセージも披露されました。
最後に丸谷昭博副会長(S48理)が閉会のあいさつで「昨年、一昨年と大事な時期に総会が出来ず、お諮りできずにきたが、本日法人化について決議していただきありがとうございました。明日から新たに法人化した体制に移行して運営してまいります。正式には9月には整うと思います。歴史的な節目を機にいろいろと企画を考えていきますので、今後も皆さまのより積極的なご参加をお願いいたします」と述べました。
また、この日は甲南学園の長坂悦敬理事長による講演もあり、2019年の創立100周年を経て新たな時代を歩む甲南学園の現状と課題についてお話いただきました。
(広報部)