同窓会事務局
甲南学園同窓会の役員会開催
甲南学園同窓会の役員会が2024年3月25日、神戸市内で開かれました。丹羽一郎会長(大学同窓会甲南会会長)、長谷川栄男副会長(高等学校同窓会会長)、鹿島禅副会長(トゥレーヌ甲南学園同窓会会長)と旧制甲南会代表の代理で福井俊郎氏が出席。大学同窓会からは道満善弘専務理事、冨居雅人常務理事、瀧川俊治事務局長、高校同窓会から長田正人副会長、トゥレーヌ甲南学園同窓会から多田建三副会長が同席しました。
役員会では、各同窓会が1年間の活動を報告。大学同窓会の丹羽会長は、旧制高校を母体に一般社団法人として活動する学習院桜友会、成蹊会とともに35万人以上の規模での同窓会連携となる「桜梅桃李の会」を結成したことについて報告。「それぞれの同窓会のシンボルである花は、人を集める。同窓会活動もそうありたい」と話しました。
旧制甲南会の福井氏は「昨年は旧制高校開校100周年を行事や甲窓で祝っていただき感謝している」と述べ、7年前の旧制高等学校同窓会の解散後に続けてきた旧制甲南会について、昨年11月27日の平生先生の祥月命日の集いを最後にし、今年限りで活動を終えることにしたと告げました。また、今日の甲南学園再興に尽力した小川守正元理事長の伝記冊子を作製し、関係各部に配布する旨も報告されました。
高校同窓会からはコロナ禍で中断していた総会・大同窓会が昨年5月、4年ぶりに開催された報告のほか、長谷川会長は「新年度で同窓会創立60周年を迎える。記念行事も検討していきたい」と述べました。トゥレーヌからは現役時代に急逝した学生が演奏していた和太鼓が今も現地で受け継がれ、20年ぶりに日本でその音が奏でられたエピソードが多田副会長から紹介されたほか、鹿島会長は「今後は2年に1度は大きな集いの機会をつくりたい。フランスでも甲南会設立を目指していきたい」と述べました。
また、今年は平生記念館の開館50周年の節目にあたることから、オール甲南の集いなど同窓生の集う場で、同窓会活動の原点である平生記念館の歴史を振り返り、誕生半世紀を祝う機会を設けることで意見が一致しました。
(甲南学園同窓会事務局)