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同窓会事務局

2024年度第2回評議委員会が開かれました

2024.07.16

 一般社団法人甲南大学同窓会甲南会の2024年度第2回目の評議委員会が6月29日、甲南学園平生記念セミナーハウスで、総会に先立ち開かれました。評議委員198中、130人が出席しました。

 はじめに丹羽会長が挨拶に立ち、「暑い中を、お集まりいただきましてありがとうございます」と挨拶した後、ロスアンゼルス川本会長、沖縄甲南会からは辻田前会長、北海道から松岡さん、石川甲南会の浅下さんと、遠方からの参加者を紹介。元日の能登半島地震に触れ、「多くの同窓生が被災した。中でも、輪島塗の塗師の吉田宏之さん(S59理)は工房が全壊し、店が全焼した。奥様の妹が奈良出身という縁で、奈良で展示会をされているのを見に行った。グリークラブ出身で、多くの仲間に支援していただいたと仰っていたのが印象的だった。一刻も早い復興を祈っています」と述べました。そして「評議委員会の後は会員総会と社員総会。会員総会は150人を超える。多くの方に参加いただき喜んでいます」と話しました。

 続いて立野純三顧問が「同窓会は法人化し、『桜梅桃李の会』も設立され、大変がんばっている」と述べた後、来年開幕の大阪・関西万博について触れ、「1970年の大阪万博では、展示物が未来に結びつけば良いと思った。今回も想像すら出来ないものが展示され、日本や世界の将来が変わっていく。ぜひ見に行ってほしい」と呼びかけました。

 丹羽会長が議長に指名されて議事が進行し、道満専務理事より2023年度決算見込み、2024年度事業活動計画・予算案について報告があったほか、この日の会員総会と社員総会について説明がありました。また、菅沼事業部長から8月開催の「ファミリーサマーパーティー」10月の「オール甲南の集い」の概要について説明と参加呼びかけがありました。

 議事終了後は、評議委員で沖縄甲南会前会長の辻田忠弘甲南大学名誉教授が「歴代琉球国王の肖像画『御後絵(おごえ)』」について講演。かつて沖縄戦で米に略奪された沖縄の文化財について紹介するとともに、米から返還されたもの、まだ戻ってこないものについて話しながら、返されるべき文化財の価値と意味について解説されました。参加者全員が興味深く聴き入りました。講演後は、丹羽会長からお礼とともに、沖縄で地域レベルでは初の「桜梅桃李の会」が近く開かれる旨が紹介されました。

 最後に、丸谷副会長から、「昨年のオール甲南の集いは4年ぶりの対面開催だったが、コロナ禍でもあり、参加者は少なかった。今年度は皆さまが楽しんでいただける催しを沢山考えているので、一人でも多く参加していただきたい」と呼びかけ、閉会しました。

(広報部)

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