同窓会事務局
「桜梅桃李の会」第1回交流会が開かれました
一般社団法人として活動する学習院桜友会(諸戸清郎会長=1921年設立、会員15万人)、成蹊会(高井昌史会長=1936年設立、会員10万9千人)と、甲南大学同窓会甲南会(丹羽一郎会長=1957年設立、会員10万9千人)の3団体でつくる「桜梅桃李(おうばいとうり)の会」の第1回交流会が11月22日、日本初の超高層ビルとして知られる霞が関ビル(東京都千代田区)にある霞会館で開かれました。甲南会の理事ら20人をはじめ、3団体で約56人(桜友会22人、成蹊会13人、甲南会21人)が出席しました。
桜梅桃李の会は、旧制高等学校時代からの友好関係が続く3同窓会が、母校の知名度やブランド向上、学生支援、地域貢献などを目指し、2023年11月に連携協定を締結。同窓会活動の活性化も目的に、相互交流を深めながら諸課題の解決を目指しています。会の名称は、各同窓会の歴史的、地理的シンボルになっている花(学習院は桜、成蹊会は桃李、甲南会は梅)と、古今著聞集の記述にちなんで名づけられました。
この日は、交流会に先立って代表者会が開かれ、各同窓会から会長や幹部が出席して懇談。甲南会からは、沖縄甲南会の総会に3校の同窓生が集い、ひと足早く地域で桜梅桃李の会が開かれたことなどを報告したほか、この1年の取り組みなどを報告し合い、今後の活動の方向性などについて意見を交わしました。
交流会では冒頭、会の発足に尽力しながらも今年他界した甲南会の故・山本治男理事に、全員で黙とうを捧げました。開宴し、桜友会の諸戸会長が「3校の集いができたので、今後ますます会の活動が活発になるよう努めたい」と挨拶。続いて、甲南会の丹羽会長が「甲南大学から岡本駿投手という初のプロ野球選手が誕生し広島カープに入団します。ぜひカープファンは応援をお願いします」と近況を報告。桜梅桃李の会のますますの発展を祈念して丹羽会長の音頭で乾杯しました。テーブルごとに広報、事業など同じ役職に就く役員が集まり、各同窓会の取り組みについて情報交換しながら、交流を深めました。
最後は成蹊会の高井会長が「それぞれ地元に名門ゴルフ場があるので、次はゴルフ大会をとの声も出ている。さまざまな取り組みで桜梅桃李の会の名が轟くように活動していきたい」と閉会の挨拶をしました。桜梅桃李の会は、来年は成蹊会が、2026年は甲南会が主催して、交流を深めていくことになっています。
(広報部)