北摂甲南会
学園創立100周年記念総会開く 創設者平生先生の横顔の講演を行なう
学園創立100周年記念総会開く
創設者平生先生の横顔の講演を行なう
北摂甲南会の令和元年度総会が「学園創立百周年記念令和元年度総会」として、7月14日(日)の16時から、池田市石橋の「がんこ石橋苑」で開かれた。会場は北摂地区の建設・ガス工事関係で成功した元社長の自宅であった豪邸で、100周年記念位相応しい会場として選定されたところである。
総会は16時に大江広人副幹事長の司会・進行で開会された。先ず田上綱彦会長から、学園は大正7年に旧甲南中学校が設立されてから100年をけみし、甲南高等学校、甲南大学と発展して今日の姿となった。私学は創立者の建学精神に基づいて充実と特色化を果し、独自の教育を行なうことに存在意義がある。そこで議題の他に学園創設者平生釟三郎先生の横顔についての講演を計画し、また去る3月31日に逝去された副会長を勤められた砂原教男元三島甲南会長の追悼を行なうことを企画した旨の挨拶があった。
続いて学園。大学同窓会、近隣支部から出席された来賓が紹介され、総会議事に入った。総会は会長が議長を務める習わしに従って田上会長が議長となり、学園の松岡治彦広報課長から学園が実施した100周年記念事業の報告を受け、平成30年度事業報告、令和元年事業計画(案)、平成30年度決算報告、会計監査の会計報告、令和元年度予算(案)について目黒昭彦幹事長謙副会長から提案と説明があり、異議なく承認された。またその他の件として、田上会長から、人事について砂原名誉会長が逝去されたことと役員の交代希望があるが、これは事情などをよく確認後役員会で決定したい旨提案があり、承認された。
ここで、学園創立百周年を祝い、また故砂原名誉会長の功労を偲んで、狂言と仕舞が奉納された。狂言は会員の大槻尚平さん。弔意を示す「謡」と祝意を示す「福の神」の二曲が、仕舞も会員の清位洲夫さん、弔事用の独吟「融」と慶事用の舞囃子「高砂」の二曲が演じられた。
いよいよ学園100周年の記念総会のメインとも言うべき「平生釟三郎先生の横顔」と題する上村多恵子元学園理事による講演に入った。特製の立派な資料を配布され、「とても30分では話し尽くせない」と断りながら熱弁をふるっていただき、稲森正宏副会長から謝辞が述べられた。続いて有村清元三島甲南会副会長から、砂原元副会長を追悼する言葉がのべられ、同窓会への貢献に感謝し、全員が黙祷して冥福を祈った。
盛沢山の次第を追えいよいよ懇親夕食会に入った。目黒昭彦副会長から開宴の挨拶がありスピーチでは白石朋康宝塚甲南会会長兼同窓会理事から、夏から秋に予定している同窓会行事について、行事が印刷されているお土産にいただいた特製のうちわをかざして説明とご挨拶をいただいた。続いて昭和35年卒の大先輩奥村量之顧問から、ご挨拶と乾杯の音頭で開宴した。4脚のテーブルに着席した出席会員は、初対面の者も同窓生との絆で結ばれており、各テーブルとも和気藹々の話で盛り上がった。終りに学園歌を斉唱し、橋本隆吉副会長から閉会の挨拶があってお開きとなった。
秋は大学同窓会行事を優先
甲南大学同窓会では、2019年の「オール甲南の集い」を甲南学園創立100周年記念会」として、10月27日(日)に岡本キャンパス・甲友会館やアイコモンズでさまざまな行事が予定されている。同時開催されるスケジュールもあります。
10:30~12:00 甲南学園100周年記念映像(甲友会館)
11:00~14:30 昼食(アイコモンズ食堂)
※同窓生と家族には一人600円の食券が配られる
12:30~15:00 第16回甲南歌唱祭(地下 iStage)
12:40~13:00 甲南チア西宮ストワスチアジョイントパフォーマンス(甲友会館)
13:00~14:00 現役学生によるパフォーマンス(空手、剣道他)
13:00~15:00 法科大学院模擬裁判(入城整理券が必要、受付で問合せのこと)
14:20~15:00 妹尾武コンサート(甲友会館)
15:00~15:50 甲南学園100周年記念映像(甲友会館)
学習院櫻友会長・甲南大学同窓会会長の対談(甲友会館)
16:00~17:30 全体交流会・大抽選会(アイコモンズ食堂)