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甲南大学OB交響楽団第8回演奏会 開催報告
2018.03.13
平成30年3月4日(日)14時から東リいたみホールにて、甲南大学OB交響楽団第8回演奏会が開催されました。
演奏曲目は、貴志康一の歌曲集から「かごかき」「風雅小唄」「かもめ」、ベートーヴェン交響曲第1番、ドヴォルジャーク交響曲第8番です。貴志康一は旧制甲南高校出身で、28歳の短い生涯ながら多数の楽曲を作曲し、ヴァイオリン奏者、指揮者としても活躍しました。
歌曲はオーケストラ編成で作曲されていますが、ピアノ伴奏で演奏されることが多く、今回のオーケストラでの伴奏は非常に珍しいことです。ソプラノ独唱には貴志康一歌曲の第一人者で、氏の生誕100周年記念演奏会で大阪フィルと共演され、CDも出されている武庫川女子大学音楽学部名誉教授の坂本環先生をお迎えしました。
また甲南大学交響楽団の顧問そして甲南大学の学長を務められ、今年2月にご逝去された故衣笠茂先生を偲び、客席に遺影と花束を捧げ学園歌の演奏により追悼の意を表しました。
甲南学園創設100周年を迎える来年度には、同時に生誕110周年を迎える貴志康一作品の演奏機会を増やしたいと考えています。
甲南学園同窓生の皆様には、これからも甲南大学OB交響楽団へのご支援、ご指導を賜りたくよろしくお願い申し上げます。