甲南多士済々

南あわじ市『cafeカモメテラス』経営

2008年2月、南あわじ市（淡路島）の海の見える別荘地　晴海ヶ丘に『カフェ・カモメテラス』をOPENしました。

学生時代からヨットに乗っていた私は、いつか海の見える所でのんびり暮らせたら・・という思いを持っていました。
淡路島には、計画的にじっくりと考えて移住したというよりは、いいご縁・タイミングがあってこちらにやってきました。
旅行で泊まったホテルアナガの近くに、出ていた晴海ヶ丘の看板を見つけ、たまたま、時間もあるし見に行ってみる？と見学にいった所、鳴門大橋・瀬戸内海を見渡せる景色がとても美しく、聞くと、お店（カフェ）もしていいですよ。という事。
夫婦共々、関西の出身なので、淡路島なら、友人や親戚・親も遊びに来て貰えるし、
都会（神戸や三ノ宮）も近い。いいんじゃない？と、すぐに土地を購入。

商業施設のコンサルタントとして、様々な施設を運営・管理し、たくさんのお店を見てきた事が、カフェをOPENさせる時に役立ちました。内装・外装・家具等すべて、自分で設計し、好きな物・居心地の良い空間を実現しました。

カフェで提供する料理は全て自己流、男の趣味の料理の延長です。
南あわじ市は、淡路玉葱の産地ですので、美味しい玉葱をじっくりアメ色になるまで炒め、オニオンスープやカレーを作ったり、食材も手に入るものは全て、地元の物を使用し、1つ1つ手作りしております。
大量に作れないので無くなったら終了。営業時間も日暮れまで。暗くなったら閉める。

よく、人から趣味でやってるの？と聞かれる程、マイペースではありますが、暮らしを楽しむ為に淡路島にやってきたので、無理なくプライベートも充実させながら、カフェを続けていけたらと思っております。

毎日忙しく会社に出勤し、ストレスを溜めながら仕事をしていた頃に比べると、今は大きな心配もなく、朝、日の出と共に起きて、愛犬と散歩に出掛け、帰ってきたら、風呂に入り、ゆっくりと挽きたて豆で美味しいコーヒーを飲みながら、海の見えるテラスで朝食をとる。
こんなひとときを幸せに感じます。