多士済々とは
「甲南」の同窓生は多士済々である。教育目標の「個性尊重」に相応しく、卒業後の各人の進路・人生は千差万別。
人類・社会に貢献している(した)人、ユニークな進路を辿った人、面白い研究を続けている(いた)人、等々。趣味も多種多様である。
登場する方々は、企画の趣旨を重視して「えっ、そんな分野に」「そんな考えの人が」「びっくりする大物だ」と、後輩たちがこれまで知らなかったような仕事ぶりの人をなるべく選んだ。
これは甲窓41号に学園創立80周年記念特集Ⅰ、「甲南の80人」を掲載開始するにあたり、取材・執筆した「甲窓」編集委員玉石宗夫さん(経39)が書いた説明です。 今回、リニューアルした同窓会ホームページに、これまでの甲窓に登場した個性的な同窓生を紹介するコーナーを設けるにあたり、 『「甲南」の同窓生は多士済々である。』はコーナーの狙いとピッタリ。『甲南多士済々』をタイトルとして使わせていただくこととしました。 同窓生の方々は、今後、随時紹介してまいります。
キーワード「多士済々」
読み:たしせいせい
中国最古の詩篇である「詩経」が出典。
「多士」は多くの優秀な人材の意。「済済」は数多く盛んなようすのことで「さいさい」とも読む。