第28回総会のご報告
"災い転じて福となる"結末でホッ!
22年度西中国甲南会総会が、去る6月27日(日)広島市都心部河岸で、12時30分から開催しました。今回の総会はとんでもないトラブルに巻き込まれ、総会が台無しになるところでしたが、"災い転じて福となる"結末のうちに無事終了させることができました。今回の甲窓誌欄では、その経緯をご紹介しながら、ご報告とさせていただきます。
春の例会では、当然の如く議題は「総会の日時・場所」となり、会員から今年は、"水の都・広島の川を走る「遊覧船」を貸切り、総会・懇親会(家族会)をしたらと提案がありました。広島らしさがあり、納涼にふさわしい提案であり、貸切りという雰囲気がよいと、誰も異議を唱える人もなく、全員一致で決まりました。
さて貸切り船代、弁当持込み、飲物交渉と電話で順当に進み、後は当日を待つのみとなりました。しかし開催2日前に、何となく天気予報も悪い予想で、どんな船かこれも心配になり、久保会長(39年営)が船会社に出かけて予約内容の確認をとっていたそのとき、偶然にも同じ心配で船を見に来てた事務局長の広沢さん(42年理)とバッタリ。会長は相当怒っており、何事かと問いただすと、予定の船が使えないと船会社が説明し、代船を用意したから事前に知らせなかったと言う。その代船は、長崎のハウステンボスから2日がかりで引っ張ってきたと言う。人気の船で少し自慢そうに話していたようだ。会長は、ナント空気の読めない奴だと怒り心頭。その筈、船にテーブルのなし、トイレもなし。おまけに飲料サービス提供する場所もない。弁当は手に持って食べろという。ビールは、床において飲むしかない。おまけにマイクもない。会長は、これでは総会は台無しとなり、この場でキャンセルと伝えた。(勿論キャンセル料金は払わないと伝えた)
さて困った。今更時間・場所を変えるのは不可能だ。そのとき船の桟橋から河岸を見上げると、目の前にイタリア・レストラン「カフェ・ポンテ」の看板が見える。飛び込みで支配人に相談してみようとなり、困った事情を理解してくれました。予約がいくつか入っているが、外のテラスに変わってもらうという。40人部屋の部屋を貸切ることができた上に、ナント4、000円で飲み放題で受けてくれた。会員の皆さんは何事もなかった様に、予定の場所に時間通りに集まり、原爆ドームを横目に見ながら、対岸の平和公園を眺め、実に和やかな総会・懇親会となりました。出席者は会員18名、ご家族14名の総勢32名のご出席をいただきました。遠くから今年も甲南学園 土山敏夫 (人事部長)―にご臨席賜り、無事終了となりました。
"これにて一見、ラクチャ~ク!"
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